小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
郷田三郎(G3)
郷田三郎(G3)
novelistID. 29622
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

ドラえもんの机

INDEX|1ページ/6ページ|

次のページ
 
<ドラえもんの机>

 伸夫は典型的ないじめられっ子であった。
 今日も学校で大ボスのジャイガンこと西賀や腰巾着の曽根に散々いじめられている。
 曽根が言うには、いじめには三っつのコースがあって、今日は一番豪華な『松コース』なのだそうだ。
 いつもは庇ってくれるしずこちゃんでさえ、伸夫があまりに情けないので、もう知らん顔をしている。

 今日も今日とて、学校帰りに待ち伏せされるのを嫌って五時限目の授業をサボって帰ってくると……。
 伸夫の家の玄関前に小包が置きっぱなしになっていた。

「あれぇ、なんだろう?」
 伸夫がしゃがんでその小包を見てみると、何やら英字で書いてある。
「NOBUO HIDAKA、伸夫…… 日高。あ、ボクのだ!」
 さらに読んでみると。
「ドラえもん ザ デスク??? デスクは机だからぁ、ドラえもんの机かなぁ? TVのドラえもんみたいに机の中からドラえもんが出てきたりして……」

 ママは買い物にでも行っているのか留守なので、伸夫はいつもの鍵の隠し場所から鍵を出して家に入った。
 もちろん例の小包を持ってである。

 ランドセルをおろすのもそこそこに、伸夫は小包の紙を破って中身を取り出した。
 それはドラえもんと言うにはあまりにも無機質で無骨なデザインの機械だった。
 かなり昔の四角いラジオの様なカタチで、前面には小さなモニターと幾つかのツマミが付いている。

 伸夫はワクワクしながら機械を机の上に置き、背中から伸びた電源コードをコンセントに差し込んだ。
作品名:ドラえもんの机 作家名:郷田三郎(G3)