小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

明日に向かって撃て!(終)

INDEX|28ページ/36ページ|

次のページ前のページ
 

「コナンさん、クリスマスの日、男の子にケーキ、プレゼントしたんやて?」
「ああ。なんで知ってるんや?」
「そこの事務員さん、うちによう来はるねん・・そんなことして良かったんやろか。情に流されるんは良くない、思うで。それにそのお母さんケーキもろて、どんな気持ちやったんやろ、思う」

 セルロイドのお面を売っている出店があった。
 ウルトラマンやウルトラセブンがあり、手にしようとすると、
「兄ちゃん、買うんか。買わんのやったらいらわんといてや」
 茶色のジャンパーを着たおっさんに言われて一旦手を引っ込めたが、買うことにした。

「ウルトラぁセブン!・・・子供の時のヒーローは、夢もやけど、大人になってもやっぱりヒーローのままなんや」

 俺はウルトラセブンになって、いろいろなポーズをとった。
 分かってもらえんかもしれんけど、いくつになっても男には守りたいもんがある、と思う。それを思い出させてくれた浩には、ホントに感謝の気持ちを抱いたのだ。

 面を顔に付けて、緑ちゃんを正面から見据えた。
 綺麗に装った緑ちゃんはあきれた表情をして、黙って見ていた。


                      2012.1.23