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夢幻堂

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第十章 柩の番人


 なにかが鈍く光ったような気がしたのは、もしかしたらサインだったのかもしれない。
 封じ込めたままでは前に進めないという、番人からの。
 それは、かたくなに守られてきた傷だらけの記憶。
 痛みを受けとめなければならない店主が、罰を覚悟で封じ込めた過去。

作品名:夢幻堂 作家名:深月