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陰陽戦記TAKERU 後編

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 俺は家に帰ってきた。
 強盗殺人犯も警察に捕まり一件落着…… ではなかった。
「くそっ!」
 俺はジレンマだった。
 今回の事で俺は自分の未熟さを思い知らされた。
 何しろ美和さんを危険な目に晒してしまった。
 美和さんは気にするなとは言ってくれたがもしあの時拓朗が来てくれなかったらと思うと、美和さんが俺の前からいなくなったらと思うとその恐怖が俺にのしかかってきた。
『武、気持ちは分かるが少し落ち着け。』
「麒麟……」
 俺はこの気持ちを押さえつけられなかった。
「麒麟、本当に無いのか? 強くなる方法が本当に無いってのか?」
『武……』
 こんな事聞いても何も解決しないって事は分かってた。
 ほぼ八つ当たりに近いって事も十分理解してる、だけど俺は悔しくて仕方なかった。