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秋月あきら(秋月瑛)
秋月あきら(秋月瑛)
novelistID. 2039
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トゥプラス

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 呑気な口調な輝にすぐさま綾乃のパンチが入る。
「だいじょぶなわけないでしょ! 傷が治ってもこれだけ血を流したらヤバイに決まってるでしょ!」
「涼宮さん、本当に心配いらないから、早く真堂クンの家に行きましょう。だって……」
「「だって?」」
 全員が口を揃えて聞いた。
「だって、血みどろじゃ気持ち悪いでしょ。早くシャワー浴びて着替えたい」
「…………」
 最も理由だったが全員沈黙してしまった。ほんの少しだけかもしれないが、未空の感覚はズレているような気がする。
「……ウソ」
 未空がぼそりと呟き言葉を続けた。
「この事件のことを表沙汰にはしたくないから、人に見つからないうちに早く逃げましょう」
 なぜか全員未空にからかわれたような気がしたが、そのことについては誰も触れなかった。
 確かに未空の言う通り、この事件のことを表沙汰のはよくないだろう。それに境内には多量の血痕が残ってしまった。今は証拠隠滅をするよりも、さっさと逃げてしまった方がよさそうだ。
 悠樹は着ていた上着を脱いで未空に今着てる服の上から着せると、一同はなるべく人に見つからないように輝の家まで急いだ。