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自論A 夢轍の場合

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生死


「生きる」
これがいかなる状況かわかる人は少ないと思う
たとえば

植物状態の人間をあなたは生きているというだろうか
大多数の人が「YES」と答えると思う
では「生きる」というのは何だろう

もちろん私個人の考えではあるが
人間として「生活」することが
「生きている」ということだと思う

「生活」とは
口からものを食べ
人と話して
体を動かし
そして笑う
つまり笑ったり口から食べたり人と話せなかったり体が動かせない人は
生物として生きていても「死んでいる」のと同じである

では「死」とは何だろう?
前述した通りの事ができないのが条件であるがもう一つ別の条件もある
これは人それぞれではある
が、強調して言う
ほかの人に「必要」とされない事だ
人は一人では生きていけない
だから「孤独」も立派に死んでいる事にある

だが自分が「孤独」だと思う人は聞いてほしい
本当に自分は「孤独」なのか?
家族にも知り合いにでも誰でもいい
助けてもらおう
「孤独」ほど寂しいものはないと
私は確信している
作品名:自論A 夢轍の場合 作家名:夢轍