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司令官は名古屋嬢 第1話 『中京都軍』

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第2章 そして、あの船である。



 窓の外に広がる空には、1隻の不思議な形状をした大きな船がすごいスピードで飛んでいた……。

 その船は、飛行機やヘリコプターをけ散らし、避けられなかった鳥をバラバラにぶっ飛ばしながら、高度や速度を下げ始めつつ、どこかに飛んでいった。
 その船の船体の曲状になっている部分には、『CROSS』という文字が大きく記されていた……。船体に損傷は無かったが、最近修理したと思われる部分はあった。

 その船がどこかに飛んでいき、音や振動などは収まった。大須が、無言で上社を見る。その視線に上社が、可愛くあわてふためいて言った。
「……い、いきなり、今から30分後に着くっていう連絡が『CROSS』さんからきたんですよ!!」
「ケータイを使いなさい。買ってあげたでしょう。」
「盗聴のおそれがあるからダメなんですよ。」
「……かまわないわ!! これからは、おはようメールから業務連絡まで全部ケータイを使いなさい!! 司令官として命令するわ、上社少尉!!」
「も〜、大須大尉。山口中佐に怒られますよ!!」
「……それより、他のメンバーには伝えたの?」
「連絡を受けた時、その場にいた東山中尉には伝えてありますよ。 中尉は、すぐに準備を始めたようですが、間に合わなかったようですね……」
「……まあ、今回の件の原因は、CROSSの人たちにあるから、私たちに責任は無いだろうけど……」

 そのとき、突然その部屋のドアが乱暴に開けられ、上社よりも小さな少女が勢いよく飛びこんできた……。その少女は、上社を乱暴に押しのけ、大須に抱きついた……。抱きつきながらその少女は、押しのけられて床にしりもちをついた大須に怒鳴った……。

「ちょっと上社!!! ナナねぇと、何勝手に話をしてんのよ!!!」