心境の変化
その4
傾いていた自分の生き方を一ミリずつでもまっすぐに直すことはこれまでの習い性を替えることだし、相手が人間であれば真正面から信頼し合える道を意識的にそらせることだからとても難しいことなのだ。
今自分はそこに一歩足を突っ込んでいる。
何故ならあちこちの情報源からそのことを勧める文章に出会うからだ。
生ぬるかったこれまでの心の持ち方を今更に悔いを持って思い出す。
何であのときあのような態度をされながらそれでも気づかずやっていたのだろう。
私は相手を、その行為を、高見からみていたという傲慢さがあったのではないかと思う。
自分が情けない行為をしていると思わなかった未熟さ。
相手にそのことを見抜かれていたことも知らずに。
これは遅くに入学した二十代初めの大学生のときの話である。



