小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

手&手(てとて)

INDEX|3ページ/4ページ|

次のページ前のページ
 


痛いよ、でも・・・。

力を込めて握られた手には 何か伝えたい言葉がこもっている。
頑張れよ。 大丈夫か。 懐かしいな。 
そんな言葉を手のひらから貰った事はないだろうか。
握ってくれた相手は ただただ頷いたり、涙を浮かべていたり滲んでいたりと、口はぐっとつぐんだまま、黙っている。
(なにか言えよ)
こちらが 応えの言葉を選ばなくてはいけないじゃないか。

再会の時ならば、そのあとの行動でお互いの気持ちのわかり合いもできるだろう。
一方的に 握りしめるだけの時。
その力ない手を握り締める時の気持ちをどう表現したらいいのだろう。
伝えたい言葉は 相手に届くのだろうか。 
受け取ったよと伝えられたことを知ることができるのだろうか。
それでも、心を 温もりを伝えたい時の 手と手。 


手を結ぶ。
怪しい結束にも『手』は繋がれる。

握手。 
ハイタッチ。
お遊戯の小さな手と手。
お手をどうぞ。
あぁ、異種間の「オテ」。

手のひらを太陽に~
カイロでぬくぬく~
冷えた手も 繋いでみれば あたたかくなる~


作品名:手&手(てとて) 作家名:甜茶