小説家になろうのバックアップシステムからまるこどコピーしたも
結局、ランキング上位に入らないと読者増えないので、下位の通知がきてもランキングの無意味さを感じる。またはお知らせが埋まってウザイ気分になる。
テイルズもなろうと同じで一度ランキング上位に入ると、下駄を履かせたように次回もランキングに入りやすい仕組みになっていて、どちらもランキング内容が固定化している。
ランキング上位の作品は下位の作品と比べてアクセスの割にはいいね数が低い。これはなろうでも同様の傾向があるので、そういった相対性をしっかり織り込んだランキングシステムにすれば固定化がされにくいのではないかと思うが…
テイルズだと作者が何人フォローしているのかが分かりやすい構造なのも、ちょっとあれかも。
つい『あ、このランキング上位者、結局馴れ合い評価で上がってきただけで文章が客観的に評価された訳ではないんだな。だからつまらない』
とか、思ってしまう。
なろうだと、作者がフォローしてる数は画面のレイアウト的に観覧しにくくあり、馴れ合い評価があっても気にしにくい仕様なのだが、テイルズではフォロー数を確認しやすい。そこが気になってしまいフォローの多い作者の作品について意識的に読まないようにしてしまう。
ある意味、読む前の事前の指標になって良いのかもしれないが…
なんとなく思うのは、noteと連携しているテイルズはnoteでのフォロワーの数によって宣伝力が変わるだろうから、その差はテイルズでの初動の評価のされやすさに影響(ランキングに反映)しているのかなと思ってしまう。だからなろうのランキングよりも質で劣っているのかなと…
…作者のコミュ力の高さが小説の評価に繋がる仕組みについては、どこの投稿サイトでも似たような事情があって今さら文句はないのだが、noteはその影響力が露骨に作用してる気がする。才能ある作家を発掘するような場所ではなく、会員同士での横の繋がりを楽しむ場所なのかなと思うが、そうなると私個人としては利用価値があまりなく…
【リアクション】
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------------------------- エピソード19開始 -------------------------
【エピソードタイトル】
投稿サイトのランキングに海賊版が上がってきた事が一度もない件
【本文】
どの投稿サイトでも既製のプロ作品(コピー)が投稿されたという記録がない。winny等のファイル共有ソフトによる不正コピーやコピーが出回る海賊版サイト等、ネット上では元々当たり前にコピーが横行する文化がある。そんな中で小説投稿サイトでも悪戯にもコピーが投稿されることは当然あったと思うが、実際にコピーが投稿された話は聞いたことがない。
恐らく、成熟した投稿サイトでは長らくランキングが固定されやすく、プロ作品を投稿したとしてもランキングを上がれないか、その他大勢の新着作品に埋もれてしまい、殆んど誰にも観覧される事なくフェードアウトしている。通報から削除にいたるまでに1日の猶予があるにしても、プロ作品なら日刊ランキングに少しは顔を出してきても良さそうに思うが、しかし、そういう過去事例が一度もない。
それを踏まえると新規投稿からランキングに入るのは根本的に不可能な領域なのでななかろうか。たとえばランキングの50以内にある程度顔出してるような作品でなければ、その後ランキング上位にいける可能性はほぼ0に近いのではないか。
カクヨムで連載38作品を各々毎日3回更新、一人の作者が一日で約120回投稿し、新着欄を埋めて他の作者の作品を読まれにくくされるという事があった。
AI生成によって大量に投稿していくことで、その中の一作がたまたま出来が良かったことで、それが当日のランキング1位になった。
同一作者の異常な投稿数が読者の疑念や注目を浴びる結果となり、単に新着やランキングに載って注目を浴びるよりも多くの読者に観覧されて評価される機会を得たということだが…
この仕組み、少し似ているのではないか?
AIに新着欄を埋め尽くされて読まれなかった多数の作者と、プロ作品を投稿しても多数の新着に埋もれて読まれず終わることと、似ている部分があるだろう。経緯は違えど、どちらも新着多数に埋もれてしまって読まれない。
私もカクヨムには何度も投稿しているが、全くといっていい程読まれない。競走率の高さが原因だとか、受けの良いジャンルを投稿してないだとか、読まれたいならば宣伝したり他作者の作品を読んで感想書いて自身の存在をアビールしなきゃならないだとか、そういう表層的な問題なんかではないだろう。
カクヨムの場合、一ビューあたりに広告収入が作者に発生するシステムである。つまり、小説を短く区切って連続的に投稿して、できるだけ長く新着欄を埋めてアクセス数を増やそうとする【せこいユーザー】は必ずいるはずで、たとえば全体の作者の1%が投稿回数を100倍に増やすだけで、普通の投稿者には半分のアクセスしか得られなくなる。
もし投稿回数を100倍にした人が全体の10%もいるのなら、広告システムを導入する前と比べて一般の作者へのアクセス数は10分の1になるかもしれない
このアクセス10分1の問題を具体的に述べるのなら、これまでの10倍作品を発表しないと成功者になれないという意味だし、あるいは世の中が求めるクオリティの10倍を生み出さないと発掘して貰えない事を意味するのかもしれない。
このような極端な競走原理が働いているだろう広告収益の作者還元サイトでは、いずれ、あるいは早い段階にてランキングそのものが死にコンテンツになるのではないか?
たださえランキングの内容は固定化されやすい。なのに下位から突き上げるエネルギーは10分の1になるだからランキングにあるものはずっと同じもので固定される。そして収益は同じ作者に延々と還元される。
広告システムができる前にランキングに上がれてた者はその後は濡れ手で粟になりすいだろう。後から参加する者達は利益が発生するサイトということで参加するのだろうが、その時点から競走原理が加熱すると共に全くアクセスが得られないだろう新参投稿者達は、ランキングがどんなものか観に行ってランキング上位者らの広告収入の礎になる。
恐らくフェアでない状態。皆さん同じ条件にあるから公平であるように思えるものの、時間軸を伸ばして時系列でみれば不公平が蔓延しているのだと気付くことはできるが、その仕組みは難解な構造の為、多くの人は気付けない。
作家志望で挫折した経験が最低限なければ気付けないだろうし、サイト運営側は作家志望ではないからこそ、サイト内に不公平が蔓延していてもその事を運営側が気付けるという事もまずあり得ないだろう。
『小説家になろう』『テイルズ』はカクヨムと同じ道を辿ろうとしている。そうなったら今より良作は遥かに発掘されにくくなり、メディアミクス展開するアニメやドラマもつまらない作品が多くなるだろう。
作品名:小説家になろうのバックアップシステムからまるこどコピーしたも 作家名:西中



