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タカーシャン
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更新日時:2025-09-06 00:48:43
投稿日時:2025-09-06 00:38:27

核廃絶と差別の根っこ

作者: タカーシャン

カテゴリー :随筆・エッセイ
総ページ数:1ページ [完結]
公開設定:公開  

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著者の作品紹介

核兵器と差別。
この二つを並べると、どこか遠いもの同士に見えるかもしれない。
けれど、よく考えてみると根っこは同じだと思う。

それは「恐怖」と「不信」だ。
核兵器は、相手に恐怖を与えることで、自分を守ろうとする。
差別もまた、相手を下に見ることで、自分の安心を保とうとする。
どちらも「相手を信じられない」ことから生まれている。

でも、本当に安心は得られているだろうか。
核は持ち続けるほど危険を呼び込み、
差別は続けるほど孤独を深める。
結局のところ、恐怖に依存する限り、私たちは決して自由になれない。

人間は違いを抱えて生きている。
国も文化も肌の色も、考え方も。
その「違い」を脅威として突き放すのか、
あるいは「資源」として分かち合うのか。
選択の分かれ道は、すぐそばにある。

核廃絶も、差別撤廃も、遠い未来の夢物語ではない。
どちらも「人類はひとつだ」という当たり前のことを思い出すことから始まる。
恐怖ではなく信頼を、分断ではなく共生を。
その小さな歩みを積み重ねていくことが、次の世代に渡せる最大の贈り物だ。

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