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「了解。あ、それと追加。指四本は『ちょっとトイレ行ってくる』で」
「何それ。こんなのホントにやるの？」
　Ｎ男も笑って、あいまいにうなずいた。

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　おなじみの落選供養、第 2 回新潟文学賞・漫画賞 ショートショート・エッセイ部門落選作品です。
　もはや、タイトルに新潟県様の有名行事の名を含んでいることが申し訳無いのですが、タイトルから除いても本編からは除きがたいので、存置させていただきました。
　個人的に、新潟県様まで足を運んだことが無く、関連記事や関連動画などを調べて書きましたが、結果としてリアリティも感動も無いものになってしまっていたのだろうと反省されます。