令和七年随想録
その2
何年間かホームページを持っていることが自慢だったが、その内ブログが一般化してホームページのことは忘れられていった。同時にレンタルしていたサーバーも閉鎖された。
私もみんなが作っているブログを作るようになると、より良いものに仕上げてくれた人も現れて、今もそのブログの表紙はそのまま使っている。
その内、他のブログも作りたいと思い、別のレンタルでいくつかブログを作った。
SNSでも友達を作って話したりして、家庭内の修羅場の息抜きにネットの中で楽しむことにのめりこんだ。
小説や詩を書いて投稿したが、所詮素人の作文のような作品である。
でも色々なことに手を出すことは頭も使うし創作というものへの意欲も膨らんで、知らぬ間に二十年余り過ぎた。
今それらはライフワークとなって順番に更新しているが、さして難しくもないかわりに感動することでもなくなった。
現在は独りで日々を送ることに少し危機感を覚え、現実の社会との繋がりへ戻りつつある。