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静岡のとみちゃん
静岡のとみちゃん
novelistID. 69613
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悠々日和キャンピングカーの旅:⑪信州・富山の旅

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※タイトルの「悠々日和」は「のんびり」の当て字

 「ジル(バンテック社のキャンピングカーの車名)」で行った前回の旅は、夏の彩りに包まれた「信州」だった。
 青い空、白い雲、緑緑した山々の3色に覆われた信州を走り、車窓風景に目を楽しませた。
 このように書いてしまうと、それぞれが単色のように映ってしまうが、実は、「緑」ひとつとっても、日の当たる場所や陰の場所では濃淡があり、木々の違いによる差異や、細かな色合いの違いなど多彩で、それらを文章で表現するのは難しく、とにかく、色々な緑色を見てきた。

 「キャンピングカーの旅」で、気に入った風景があれば、イーゼル(画架)を立てて、キャンバスを載せて、幾つもの油絵具(あぶらえのぐ)を選んで、混ぜ込んで、思った色とちょっと違うならば、他の絵具を足して・・・、そして筆を走らせる。
 それでも、見ている風景の色とキャンバスで描く色の違いは出てしまいそうだが・・・、油絵を描く趣味のない私は、デジカメで写真を撮ることになるのだが、それでも、あとで見た写真の色と記憶に残る色は、何かのバイアスが働いているのか、異なっている。

 紀行文での風景描写について、私自身、限界を感じていることを吐露しながらも、信州から富山への「キャンピングカーの旅」の紀行文の執筆を始めてしまったが、それでも、見たことや見えたことを少しでもしっかりと織り込んだ内容にしたい。