㊙ 未知ワールドへ、ようこそ! 第1話 ㊙根暗出る樽 渓谷
以上の説明を受けた私たち全員、「よう憶えてはるね、やっぱりネアンデルタール人のお姉さんはカシコ!!」と内容に関係なく屋内に響き渡るビッグハンド、パチパチパチ。
これにユユリリララさんも思わずニコ、ニコ、ニコ、そして最後にニッコリ。
これを目にした私、とにかく確信しました。ホモ・サピエンスもネアンデルタール人も『ほぼアホ』だと。
そしてこんな前座が終わり、私たちはユユリリララさんの誘導のまま一番底の10層から、途中トイレ休憩を挟みながら3時間掛けて1層までこってりと案内してもらいました。
それはとにかく驚く事ばかりで、明らかにホモ・サピエンスの世界より約1千年先を進んでいると実感しました。その結果、『ビツクリ』仰天で口がポカンと開けたまま樽ビル<歓迎館>に戻って来ました。
作品名:㊙ 未知ワールドへ、ようこそ! 第1話 ㊙根暗出る樽 渓谷 作家名:鮎風 遊