㊙ 未知ワールドへ、ようこそ! 第1話 ㊙根暗出る樽 渓谷
されどもです、約30秒後、本プロジェクトの発起人かつオーナーの奈那ちゃんが「そうまで仰られるのであれば、その証拠をお見せ願います」と。
その時私は我が生涯で初めて目にしたのです、それはですね、ホモ・サピエンスの女性とネアンデルタール人女性との間に激しく光り輝きバチバチと飛んだ火花を。
「オッオー!! 『ビユチフル』!!」
ヤッチンと私、ホモ・サピエンスの野郎二匹はただただ叫ぶだけでした。
そしてそれを受けてかどうかは定かではないのですが、ユユリリララさんは「よろしおます、地下ワールドに行きまひょ、ついて来なはれ」と急に京都弁。これに私たち、今度は三人一同天井を見上げて発しました、「もう、訳わから~ん!!」と。
作品名:㊙ 未知ワールドへ、ようこそ! 第1話 ㊙根暗出る樽 渓谷 作家名:鮎風 遊