小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
静岡のとみちゃん
静岡のとみちゃん
novelistID. 69613
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

悠々日和キャンピングカーの旅:⑪信州の旅

INDEX|2ページ/39ページ|

次のページ前のページ
 

■紀行文の執筆方法の紹介


 旅を終えてかなりの時間が経過し、記憶が希薄になってきた状況下での、私の「紀行文の執筆方法」を紹介する。
 それは、旅の中で書いた「旅のメモ」をベースに、撮った写真やロードマップを見ながら、紀行文を執筆する方法だ。
 具体的には、旅に出てからは毎晩、就寝前に1時間ほど、PC(パソコン)を開き、エクセルで作ったフォーマットに、その日の出来事や印象深かったことを入力した「旅のメモ」を残している。それをワードにコピペして、紀行文のベースを作り、行間を埋めるように加筆して仕上げている。
 その際に、撮った写真を注意深く見て、気付いたことを織り込めば、紀行文の深さが増すため、いつも多くの写真を撮っている。
 それに、「旅のメモ」を入力しながら、ロードマップに向かって、赤色のラインマーカーで、走った道をトレースしている。その赤い軌跡も大切な旅の記録だ。
 ちなみに、この「旅のメモを残すこと」と「ロードマップで走った道をトレースすること」を私は、「旅のルーティーン」と呼んでいる。

 紀行文の執筆中に、「旅のメモ」に記しておらず、記憶にもないような、たとえば、この道を走っている時の車窓風景で、あの山は見えたのかどうか、というような疑問を持ったときは、Google mapのストリートビューを使って、確からしさの検証を進めている。
 ところが、懐かしさが手伝ってか、長々と見入ってしまい、あたかも、もう一度「キャンピングカーの旅」をしているような錯覚に陥るときがある。さらには、次回の旅先を探してしまう時もある。
 そういったことも、紀行文の執筆が長引いてしまう一因になっているようだ。

 文章を執筆する際に、調子が乗ってきた状況は「筆が走る」とか「筆が乗る」と表現されるが、今は、PCのキーボードを叩いて文字入力しているため、「筆」を使った表現に替わる良い表現をネットで探してみたが見当たらなかった。そこで、考えてみたところ、「PCでサクサクと指が動く」という表現が良さそうだ。現代用語が織り込まれる国語辞書はどのような改訂になるのだろうか、楽しみだ。

 なお、小説投稿サイトには写真を貼ることができないため、写真内容を文章で表現しなければならない。そのことでも、執筆時間が長くなってしまう。