認知症に遠い心の持ち方
或る人の場合 その1
最近身の周りに高齢のともだちが多くなった。それだけ自分も高齢になったということだが、高齢者には呆けないだろうなと思える人と、ちょっと危ないなと思われる人の二者がある。
これから述べることは高齢者だけでなく、子供のひきこもりにも当てはまると思える要素も含まれるが、小中学生などまだ精神が発達中の場合は人との付き合いが幼稚でついて行けないという理由で学校へ行けなくなるケースが多いので高齢者の認知症とは別の問題だ。
作品名:認知症に遠い心の持ち方 作家名:笹峰霧子