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お笑いやグラビアモデルを起用した安易なテレビ番組が、手を変え品を変え続いている。
そんなシーンにも、ちらちらとスプレーをしている姿が映るようになった。もちろんこの番組は痩せるスプレーのスポンサーである。

ある日、来るべくして来たかという映像が放映された。それはおそらく録画である筈だったから、カットも出来た筈であった。しかし、それは堂々と放映された。

貧乳を自虐的にネタにしているお笑い芸人が、巨乳で売っているグラビアモデルに近づいていって、衣装から半分以上露出しているその巨乳にスプレーを噴霧したのであった。突発的な出来事か台本かは分からないが、グラビアモデルと事務所がＯＫを出すわけがないだろうから、ハプニングということだろう。胸にお尻をつけたようなモデルの巨乳が、ゆっくりと縮んでゆくのをカメラがしっかりと撮っていた。さすがに、そのモデルも慌てて手を胸に当てたが、機敏ではなかったのが災いしてしまった。災いではなく幸いと思うものも少なからずいたとは思うのだが。

だが、このシーンは、テレビの画面だけでは無かった。自分のプロポーションのため、あるいは恋敵や嫉妬からか街頭で、電車内でどさくさに紛れ、巨乳が標的になった。デパートや駅のトイレ内も例外でなく、街のあらゆる場所でプシュー！　プシュー！