さよなら、カノン
サーブが動物園の駐車場ゲートに差しかかる
ゲートは閉まっており”本日休園”の告知板
動物園の駐車場を後にするサーブ
イルカショーが行われているプール
神秘的に演出された水槽でふわふわと縦横無尽に泳ぐミズクラゲ
大小の水槽が並ぶ水族館の通路を実穂子とカノンが手を繋いで歩く
チンアナゴのユーモラスな動きに興味津々のカノン
ジンベエザメの大きさに目を丸くするカノン
マゼランペンギンが泳ぐ水槽の前を横切る実穂子とカノン
家族連れやカップルに混じってイルカショーを客席で楽しむ実穂子とカノン
イルカがジャンプし着水時に水しぶきがあがる
客席の歓声や水しぶきを浴びる客を見て大はしゃぎするカノン
油断して自分も顔に水しぶきを浴びてしまうカノン
調教員の手振りに合わせて数頭のイルカが水中から空中へ高く飛ぶ
回転したりひねりを入れたりしながら何度も何度も宙を舞う
低く垂れこめた黒い雲が空一面に広がっている
その雲の底に一瞬まばゆい稲光が走る