小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

父と子とアギャーの名の下に

INDEX|6ページ/6ページ|

前のページ
 

「ジェントルマン、海兵隊の合言葉はセンパーファーイ!英語ではオルウェイズ・フェイスフル(常に忠誠を)。覚えておけ、海兵隊は家族だ。たくさん食べて、よく眠り、軍曹の言うことをよく聞いて大きく育つんだ。今日からこの軍曹がお前たちのお父さんだ。そしてお前たちのお母さんはこの私だ。私の部屋のドアはいつでも開いている。何かあれば、いつでも私に相談するんだ。わかったな!」
「イエッサー!」絶対服従の絶叫が轟いた。
「俺がお前たちの軍曹だ。わかったか!」軍曹の訓示が始まった。
「イエッサー!」
「俺の言うことは簡単だ。お前たちは父ちゃんの小便が母ちゃんのけつの穴に流れ込んでできたうんこだ!」
「イエッサー!」
「しかし、お前たちには仲間がいる。仲間を大切にしろ。仲間の命は何よりも大切だ。仲間の命を守るためには命を懸けろ。それができないなら、お前たちはうんこにもなれなかったということだ。わかったかー!」
「イエッサー!」
 南カルフォルニアの青い空に星条旗がうねうねと動いていた。まるでイケダのドラゴンのように。