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亨利(ヘンリー)
亨利(ヘンリー)
novelistID. 60014
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ひとり言 せずにはいられない

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エピローグ



 足首の骨折でで2ヶ月間休業していた林さんが、6月締日を前にして、職場復帰したいと電話があった。
「来週から、お願いします」
「もう痛みはないの? まだ無理しなくてもいいですよ」
「時々痛いですけど、毎日リハビリで歩いてて、1日7000歩くらい歩けるようになりました」
「おお、結構歩きますね。自宅に籠りっきりで、もうポッチャリされてるかと思ってましたよww」
「そんなことないですよ、もう! フフフフフ、頑張ってますから」
「さすが。じゃ21日から、楽しみにお待ちしています」

 それで、実際に出勤して来た彼女を見て、顔がすごく明るい印象になっていた。
「暇すぎて、ホームエステばっかりしてましたよwww」
(確かにシワが減ってるやん!!!)
林さんにせよ、小原にせよ、女性はしっかり休養すると、奇麗になるようだ。
 この件もひとまず解決してよかった。

 そんな折、お客様から注意喚起メールが来た。
「作業で使ってる脚立から、3点支持しないで、前向きに下りて来た人がいる」
ああ、なんて横着しやがるんだ。しかもそれ、うちの係長。社員の安全を守るべき人が、不安全行動をとった。
 まだまだ先の道のりは長そうだ。