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亨利(ヘンリー)
亨利(ヘンリー)
novelistID. 60014
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日本 むかし 小話

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 ドタン♡バタン♡しておると、不意に二人の体が玉手箱に当たり、蓋が外れてしもうた。
するとすぐに中から、白い煙がモクモクと大量にあふれ出した。
「あ! じさま!」
「あぶない! ばさま!」
幸い床に転がる二人にその煙はかからず、梁から吊り下げた魚にかかると、それらは一瞬で干物になってしもうたではないか。
二人は寝ころんだままで天井を見上げ、
「なんと、こんな使い方も出来おるのか」
「それは知りませんでした」
「これで干物が大量生産出来やせんかな?」
「こりゃ、一発逆転の予感がしますわなぁ」

 その後二人は大儲けして、かぐやの『バンブーピーチ』跡地に、『竜宮城2号店』をオープンしたそうな。


     めでたし、めでたし。

 ♪デンデンでんぐり返って、グルグルぱっぱのグルッぱ~・・・