小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
亨利(ヘンリー)
亨利(ヘンリー)
novelistID. 60014
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

仏の如く座し 人として立つ(ひとり言 その37リターン)

INDEX|1ページ/1ページ|

 

その37『仏の如く座し 人として立つ』



以前、↓このような『ひとり言』を書きました。

>『その37 (仮)欠番』
>
>皆さんにも、ラッキーナンバーってありますか?
>
>僕には「37」がそれに当たります。
>こんな中途半端な数字にこだわってる人って珍しいと思うけど、
>僕の身の回りじゃよく「37」と出くわすんです。
>
>正確には、「3」と「7」別々だったり、
>「37」そのものだったりするけど「73」はない。
>また「777(トリプルセブン)」でもない。
>
>「1237」の受験番号で合格したり、
>人生でのターニングポイントとなる人との出会いが
>37号線沿いであったり。
>初めて買ったベンツのナンバーが「3737」だったり、
>携帯電話番号の下二けたが「37」だったりした。
>そんな偶然の後に引っ越した先で取った固定電話もまた、
>下二けたが「37」だし、
>その部屋の番号も「307号室」だった。
>他には尊敬する人が「3月7日」生まれで、
>敬愛する恩師の命日が「3月7日」だ。
>待望の子供が生まれたのは、僕が「37歳」の年だったし。
>何か数字にまつわるエピソードにはよく「37」が関係している。
>だから意図的に「37」を選ぶことも多い。
>
>それで今回は、「ひとり言」を控えて、欠番にします。
>
>何か凄いことが起こったら、
>この回に書くように楽しみに取っておこうと思います。
>
>      つづく
>      ↓↓↓

それから2年経って、ついに起こりました!

午前3時7分だった。
僕は真夜中に目が覚めたんだ。

それはちょっと不思議な夢を見て、(この事を忘れないようにしたい)って思ったから、メモを取ろうとしてスマホを点けると、『AM 3:07』と表示されて、「来た~!」って感じ。

それで、どんな夢だったかって言うと・・・う~~~ん?
こんなことがあり得るのか分からず、とても不思議な感覚でした。
それがまだ寝ボケてるからで、覚醒したら、(何でもない他愛ない事なのかも)って思ったけど。

『仏の如く座し 人として立つ』

こんな言葉を聞いたことありますか?
似た言葉でもいいです。知っている方がおられるなら、ぜひ教えてください。
とてもいい言葉だと思いませんか?
どうやら、仏教用語のようじゃないですか?
僕は無宗教派なので、こんな説法を聞いたことなどありませんし、何かで読んだ記憶もありません。
でも、夢にこの言葉が出て来たんです。

夢の中では、どこかチベット仏教寺院のような、巨大な石造りのお堂の中で、僕が一人で修行をしていたんです。
正面を向かず、横の壁に向かって正座し、何度も上半身を伏せて、額を床に擦り付けるような動作を繰り返していました。
その部屋に仏像や曼荼羅があったかどうかは分かりません。
しかし夢の中でのストーリー設定では、かなり高貴な寺院だった気がします。
そして、そのお堂の正面の壁に、貼り紙のようなものが見えて、そこに文字が書かれていることに気付きました。
日本語でした。毛筆だったと思います。
僕はその文言が気になり、読み始めたのですが・・・

こういう場合、文字を認識しようと集中していると、目が覚めるという経験を今まで何度もしてきました。
(急がなきゃ、また読み終える前に目覚めてしまう!)と思いました。
大概いつも、スムーズには読めません。
焦りながら、タドタドシク、一文字ずつ認識して読み進めると・・・

目が覚めてしまいました。でも何と書いてあったか、記憶に残っていたんです。
それが、『仏の如く座し 人として立つ』です。

少し前に、夢の中の宝物を、現実世界に持ち出せる能力のある男のストーリーを、映画で観ました。
そりゃフィクションとして面白い話だと思いましたが、現実に、知識や知恵を夢の中で授かって、目覚めるなんてこと、あろうはずがないじゃないですか。
これは一体どこから沸いた言葉なんでしょう?
絶対にこんなフレーズ、見聞きしたことないし、自分で考え出すような種類の言葉でもない。
やっぱり、前世とか神秘的なものが係わってるように思っちゃいますよね。
しかも3時7分です。
僕にとっては偶然や奇跡というより、必然にさえ思えてしまいます。
座右の銘にしようかな。

その朝、早速、妻と娘にこの話をしました。
このフレーズを聞いて、二人とも驚嘆の表情です。(笑ってましたけど)
ネットでいくら調べても、似たような表現さえ見つかりません。
そこで、娘が発した一言、

「パパが悟りを開いた」


     おわり