アメリカで教師をしていた英検1級講師が「京大二次試験」を受け
Aランク(京大医学部医学科の合格ライン)
Bランク(英検1級、通訳ガイドの国家試験合格ライン)
Cランク(医学部以外の京大のボーダーライン)
Dランク(TOEIC満点レベル)
Eランク(英検準1級レベル) ここ以上のランクなら仕事につながる。
今の日本で生き残るためには、中学・高校時代は「学歴」を手にするため「受験英語」を身に着けるのが現実的。大学に入学したら留学かECCのような英会話学校で「資格英語」を磨く。そして、無事に就職できたら海外勤務などで「ネイティブ英語」に慣れる。
しかし、最後に言っておきたい。日本人がノーベル賞をとった時に英語でスピーチをしますよね。私には未熟な英語の発音に聞こえます。でも、その話される内容が素晴らしい。つまり、英語は単なる道具にすぎない。大切なのは道具ではなく内容であること。
ここを間違うと単なる英語屋さんになってしまうので、注意して下さいね。A子ちゃんのような子でないと英語だけの人になって、使いものになりません。
いま、
「ポケトークのような翻訳機が普及しているから英語なんか必要ない」
って、思いました?
「スペルチェックもPCがやってくれるし」
って、思いました?
甘いですね。確かに実務は大丈夫かもしれません。でもね、信長のように部下の才能を見抜く慧眼なんて平凡な人には無理。だから、大学も企業も良い人材を発掘するには何かしらのフィルター、つまりテストが必要なんですね。今のところ、学歴や資格かな。
よく考えてみてください。
作品名:アメリカで教師をしていた英検1級講師が「京大二次試験」を受け 作家名:高木繁美