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ヤブ田玄白
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通勤は戦いだ
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しばらくすると、男は居眠りを始めた。
時々身体がガクン、ガクンと揺れだした。激しい動きだった。
そして、まもなく、私の肩に向かって、白髪頭が迫ってきた。
男はかなりの年配者だったのだ。
朝から疲れているのだろう。
私は男が気の毒になったが、それでも、私の席、私の空間である。
白髪頭は私の領空権の侵害である。
どうにかしなければならない。
〈一発、頭突きかましてやろうか〉と思ったが、白髪頭をじっと支えてやるしかなかったのである。
今朝の戦いは一勝一敗というところだったろうか。
作品名:
通勤は戦いだ
作家名:
ヤブ田玄白