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静岡のとみちゃん
静岡のとみちゃん
novelistID. 69613
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悠々日和キャンピングカーの旅:⑥びわ湖一周の旅(滋賀県)

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■これまでの旅が1泊2日だった理由
 キャンピングカーのオーナーになったことで、いつでも、どこへでも、自由に行けばよいのだが、まだ仕事をしているという“縛り”はあったものの、休暇を取れば、それは縛りではなくなるはずで・・・、当時を振り返り、1泊2日のみの旅を続けていた理由を探してみた。

 その頃は、ビギナーゆえの“漠然とした不安”があったように思う。
 先ずは、キャンピングカーのダイネット(キッチン付きのリビング)用の電源のための「サブバッテリーの充電残量」が定量的に分からないこと。車中泊の夜や翌朝に、家電を使う時が少々不安で、それを補うためには、発電機かポータブル電源か、何かが必要なのではと思い始めていた。
 もうひとつは、「キャンピングカーの旅」に次第に慣れてきたとは言え、「車中泊」に対する不安が残っていた。もし見知らぬ人にドアを叩かれたら・・・という不安が、少なからずあったことだった。
 
 いずれにせよ、これまでの数回の1泊2日の「キャンピングカーの旅」で、キャンピングカーの“多くの機能”を使ってみつつ、“寝る前の過ごし方”も身に付けつつ、不安が完全に解消できてはいなが、慣れと度胸が付いてきたようだ。
 もう何日でも、どこにでも、行けそうな気がしてきたと言うのはやや大袈裟だが、そう思えたことが嬉しく、3泊4日の旅に出ることにした。

 ついでながら、もうひとつ。
 私自身の性格が多分、かなり慎重なタイプなのだろう。一気に背伸びして、取り返しがつかない「キャンピングカーの旅(どんな旅?)」にならないようにと考えて、少しずつレベルアップとしていきたいという考え方がベースにあったのだろう。