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2004年4 月、中国の若い女子留学生のレベルに驚きました

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原稿も見ないで、自分の生い立ちや母親への思いなど、約10分間の話を終えました。普通であれば、そこで上手に日本語を喋るんだなア…、と我々が感心して終わるのですが、その話を聞いて、質問が周りから出てきた際の彼女の受け答えに更に驚かされました。

当然、質問の内容は中国の現状や彼女の出身地の事、今の生活環境や勉強している内容などが質問事項として上がります。返答するその語彙力にも驚かされましたが、もっと驚いたのは内容のレベルの高さでした。

文化面や経済面はもとより、日本と中国の歴史など、一端の評論家に負けない論理を平易な言葉で説明してくれたのです。

《Q》
わずか2年半ほどで、何故そんなに日本語が上手なのか?
《A》
日本の諺にもあります「 好きこそモノの上手なれ」です。

《Q》
日本の若者が、服装や日常の態度について最近ダラけているようだが、そんな姿を見てどう思うか?
《A》
それは一部の人だけで、私の周りの人は、一生懸命勉強したりアルバイトで家計を助けたりしています。服装にしても個人個人の考え方があって良い。

《Q》
中国は、資本主義社会ではないと思うが、最近は日本よりも資本主義のような感じを受けるが…
《A》
資本主義と言うのは、個人が主体で経済を運営したり、企業がそれぞれの責任で成り立っています。日本には経営者が沢山います。その点、中国は企業の殆どが国営です。見た目に発展していても、本当の資本主義での経営者はまだ少ないです。

《Q》
広い中国ですが、あちらこちらに行きましたか?
《A》
日本のように修学旅行はありません。観光したい人は自分達で行けるところに行きます。私は、暇もお金もなかったので生まれ育った上海付近しか行った事がありません。
でも日本に来て、東京や京都などに行き、文化を感じました。これから中国と日本の掛け橋になって活躍したいと思い勉強しています。

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まさに恐るべし、中国の若者!