2003年4月、高校の再編が話題になった頃。
本川氏の説によると、呼吸と同様に心臓の心拍回数も大体決まっており、哺乳類で約20億回だと書いてあります。人間の心臓心拍数ならともかく、動物の心拍数と寿命の関係をどうやって調べるのかとは思いますが、生存途中の事故や病気がなかったら、呼吸数5億回、心臓の鼓動20億回で哺乳類はその固体の生存を終える…らしいのです。
単純に計算してみれば平常時で呼吸は1分間に約12回、心拍は1分間に約50回。何だか数字合わせのように何となく合っています。呼吸も心拍もどちらも生存するのに一時たりとも止まったらそれで終わり。
脳をはじめ血液を体全体に送るに大事な要素なのです。どんな動物(哺乳類)でもそれ自体の一生の時間は大よそ決まっている…との結論でした。なるほど納得させられます。
作品名:2003年4月、高校の再編が話題になった頃。 作家名:上野倫五