2003年3 月、世界でアメリカの存在が目立つ頃。
我々が持っているアメリカ合衆国のイメージは、時として映画から受けている部分があり、特に戦争映画では(アメリカ映画では)間違いなくアメリカが正しく、他の国が悪者に描かれています。そして我々はその映画を疑いもなく見ていたようです。
しかし、3年前の世界環境問題の先鞭をつけるべき「京都議定書」を無視した時から、少なくとも私にとってのアメリカは「世界の問題児」となりました。エゴイスト・USAがはっきりしました。そんな目で今回のイラク攻撃を見ると、余計に悪のガキ大将に写ります。
作品名:2003年3 月、世界でアメリカの存在が目立つ頃。 作家名:上野倫五