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2002年12 月、

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ところが、10年ほど前に聞き覚えたデータでは、メキシコシティー、ソウル、ニューデリー、北京、サンパウロなどが1000万人を超えていると思われます。そして世界(地球)にはどのくらいの人間が存在するのか。勿論推測ではありますが、2002年現在で60億人は間違いないと言われます。
 
その数字が多いか少ないかは別として、問題はこの40~50年間にほぼ人口が2倍近くになった加速度でしょう。人類誕生から何千万年か経過した現在ですが、本当の「人間らしく」なったのは1万年前くらいから。4大文明を経てギリシャ・ローマ時代から近世の産業革命の頃までは緩やかな増加曲線を描いています。

そして1900年頃(明治後期)には30億人ほどで、1950年(昭和25年)には約35億人。ところがその頃から発展途上国を中心に一気の人口増で急カーブの右肩上がり曲線を示しています。特に1965年~75年の頃が異常な増加率なのです。
 
地球にどれだけの人間が住めるのか答えが出る訳はないのですが、食糧生産量や科学進歩とのバランスなど、限度はあるに違いありません。いわゆる先進国と言われる25%ほどの国はそうでもないものの、75%ほどの途上国の人口増加が多く、貧困や食糧事情を含めた環境の悪化が問われています。
 
有名な国の人口より、アジアの無名な国の人口がかなり多かったりするのです。
 
人口密度を考えると、世界中がオランダ、ベルギーあたりの人口密度なら、それこそ250~300億人でしょうし、シベリア、オーストラリアあたりの人口密度であれば数億人でしょう。
 
ちなみに私が高校時代の日本の人口は世界第7位でした。今は恐らく10位くらいでしょうかね。



作品名:2002年12 月、 作家名:上野倫五