小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

2002年10 月・11月、年配者にもPCが一般的に…

INDEX|2ページ/2ページ|

前のページ
 

ところで、この冷や水は、何しろ普通の川水で清潔とも言えず、抵抗力が弱った老人はおなかをこわす事も多かったと言います。年寄りが売られている冷や水を飲むのは年甲斐もない行動とされ、「年寄りの冷や水」と揶揄されました。
 
当代のパソコンを扱うのは年甲斐もないことなのでしょうか…いやいや、気持ちがあれば向学心の一環として大いに薦めていきたい。勉強は一生続けましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◆11月7日/天気次第です。
 
今年も、わが故郷・佐賀の1大イベント『インターナショナル・バルーンフェスin佐賀』 が行われました。しかし、何と言ってもこの十数年で今年ほど天気に恵まれなかったのも珍しい。特に雨・風に左右されやすい競技の弱点を露呈しました。
 
皮肉にも、その5日間の期間を除く前後は良い天気でした。同じ佐賀県の誇りである『唐津くんち』に雨は降らないというジンクスがあるようです。そして、佐賀県の観光のためと言う名目で、バルーンフェスタも2年前から同じ時期に開催されています。
 
しかし何と言うことか、昨年も唐津くんちに雨が降りました。ジンクスがもろくも破れたのです。そして2年続けての雨模様。唐津くんちは2年連続で開催しないのは切腹ものだとして、山車に合羽を着せてまで市内を進行しました。

しかし、バルーンはそういう訳には行きません。
勿論、人出も激減。昨年から30%くらい減ったでしょうか。その分、郊外型の大型商業施設や中心商店街のサテライトイベント会場の人の多さが目立ったとか。
 
バルーンフェスタ会場の河川敷の状態は、雨が降った時は最悪と言って良いでしょう。
ぬかるみの中に、何台もの車が立ち往生、泥との戦いはもはや日本では珍しい。荷物を運ぶ車両はともかく、混雑と駐車場の状況が分かっているのに、電車で来れば良いものを…それでも車でやって来る。わざわざ苦闘しに来ているのです。車に慣れ親しんだ故の判断ミスの典型でしょう。
 
そんなにまでして出かけていく大掛かりな会場に、その人出を期待して150店くらいの多くの露店が立ち並びます。200~300人は収容出来そうな特大のテントも3つほど。まさに1大イベント会場です。人が人を呼び、活気が活気を呼ぶ…都会地の理論の原点のような様相を呈しています。
 
しかし悲しいかな、それは数日間で終わってしまうのです。その数日間が勝負と言う期間の「悪天候」のリスクは大きい。まさに天候次第による上下の落差は覚悟の上でないと、イベントの実行も会場への出店も出来ません。
 
と言う訳で、当方は来年からは野外のイベントには出店しないことに決めます。何しろ出店料を払って、きつい思いをして荷物を運び、雨や風に苦労した上に、その分の時間はその場所に拘束される……踏んだり蹴ったりとはこのこと。「徒労」という文字を最も感じます。天気次第とはあまり良い言葉の響きではないですね。