「珍獣姉妹」なのか
これから103歳の母の第二の人生が始まるが、ヤブ田は楽観している。
母は、昔から人づきあいが上手で、大勢の中に入ってもすぐに場になじんでしまうからだ。
順応性があるというか、社交的というか、人との交わりは円滑に行くのである。
今頃、もう夕食が終わったころだろうか。
デザートを食べながら、誰かに話しかけながら楽しそうにしている様子が目に浮かぶ。
新しい生活環境の中でも、明るさを失わず、たまにはプリンも食べながら、逞しく生きて行ってください。
そのうちコロナが収まって面会できるようになったら、大好きなモロゾフのプリン持っていくからね。