「ほんのちょこっと街ある記」27/長崎、佐世保、諫早
それでも市の中心部?へ向かう道路は狭く、市街地があるのも分からない古い街並みです。初訪問の感想として、駅を降りて歩いてみよう…と思う雰囲気がありません。13.5万人の人口と言うなら、もうひと踏ん張りの中心街の姿が欲しいですね。
新幹線開通の効果が多少はあるとしても、今後は街が活気付くのかと言えば、駅前の多少の整備だけで終わりそうな予感しかないのは野暮な話でしょうか。
駅前の姿が魅力に欠けていたので、長居をする気が起こりません。そうなると、やはり中心部を取り巻く道路網の整備が諫早市の起点になると感じます。
そう言えば、諫早市バイパス沿いの陸上競技場がJ2リーグ「V・ファーレン長崎」の本拠地で、長崎県民の視線を集めているのは知っています。
しかしサッカー専用グラウンドではないので、新しく長崎市内に専用球技場を建設するような話題もありましたが、その後はどうなったのでしょうか。当面は諫早市で開催するのでしょうね。
新幹線が停車する駅としての効果が出るのか、それとも在来特急の減便が進むだけで効果は感じられないのか、これからが正念場です。
作品名:「ほんのちょこっと街ある記」27/長崎、佐世保、諫早 作家名:上野忠司