倫五さんの「ほんのちょこっと街ある記」20/青森、弘前、秋田
ところで、秋田には色白な美人が多い…「秋田こまち」を思い出すのをすっかり忘れていた3時間でした。それを思い付かなかったのは、駅の中でも街中でもあまり人と会わなかったからかも知れません。
そう言えば、私がまだ東京にいた頃(50年ほど前)、バイト先に秋田県の出身者も結構いたのに、色白美人にはあまり縁がなかったようです。
色白ではあっても特に美人ではない、まあ美人ではと思える女性がそれほど色白でもない。
まったくもって失礼を承知で言うなら巷間で言われるほどのことはないのかも知れず、少なくとも私は出会いませんでした。むしろ九州で見かける女性の方が美人の割合が多いと思いますが、どんなもんでしょうかね。
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冬の季節が厳しい東北や北海道は、1年のうち数ヶ月間は日頃の活動が制限されるような状況だと思われます。西日本とは違って氷点下10℃以下が当たり前のような寒さとか暴風雪とかが日常の半分くらいなのでしょうか。
九州の冬は平地でせいぜい氷点下数度、それでも私たち九州人は寒い寒いとこぼし、たった4〜5日寒波が続くと九州人は耐えられません。
しかし東北や北海道ではその数倍の寒さが数ヶ月も続くのだから北国の人は強い、忍耐力がある…の一言です。
そんな厳しい気候の中、最近は丸山三内遺跡をはじめとする東北地方の「縄文時代の遺跡」が注目を得ているのは不思議な感じがします。そんなに寒冷地なのに…です。
尤も、その時代の東北地方の気候は現在と異なっていたようで、もしかしたら7~8千年くらい前は暮らしやすい気候だったかも知れません。
太古の昔、東北地方が倭(ヤマト)の中心地だったのはあり得るのです。
作品名:倫五さんの「ほんのちょこっと街ある記」20/青森、弘前、秋田 作家名:上野忠司