鈴蘭の詩vol.1
[01]Precious Oneより~
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【0001】秋の虫の声
蟋蟀の鳴き声が私の心に届く
その鳴き声によって、一斉に、会話をするように
夜の音楽を奏で、秋の訪れ、私に教えてくださる
例えば、病であっても、健康であっても
その鳴き声は、私の心に届く
「がんばれ!」って励ますように
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【0002】風を切る
風を切るように、私は自転車に乗って
坂を精一杯に、ペダルをこいで登る
下り坂をハンドルで握って下り
その時に、自然という風に包まれて
風を切る ありのままに
風を切る 自然のままに
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【0003】橋の上
橋は、道をつなぐ大切な石畳で造られた架け道
橋の向こうは、田舎の段々畑の優しさにそまる道
橋の向こうは、田舎のぶどう栽培のできる一本道
橋の向こうは、緑地公園につながる道
橋の向こうは、ビルの聳え立つ都会に続く道
橋の真下には、魚が泳ぐ川が流れて
先には、海につながっている
不思議にも、橋は、私の子、それまた子に受け継いで
同じ情景を私の時代も写しゆく
素敵な事に、私もその橋を見る
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【0004】長距離走
ピストルの銃声がグラウンド上に響く
一斉に競い合い、微妙な小幅の走りをし始める
一周になる前に息が弾み始める
走る距離で、先へ行く人や背後から一生懸命に走りゆく
まるで、人生のスタートラインからの道のりのようで
私は、いつまでも、後方を保ち
ただ、前に、前進するだけ
ただ、それだけ
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【0005】虹
虹は雨上がりの晴れ間に姿を現す
七色に透明感を見せて
虹の真下を私は行って見たことはない
空のカナタに映されて
どこに始点があって、終点があるのか
私には、わからない
赤は、情熱の色
橙は、穏やかな色
黄は、明るい色
緑は、優しい色
青は、冷静の色
藍は、静寂の色
紫は、上品な色
すべての色がまとまっている
私は、虹の上を歩き渡りたい
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【0006】軒下
軒下に座っていると、涼しい風が冬の到来を目前に吹きゆく
軒下に座っていると、心が親身になって、青空に語りかけてしまいそうになる
「青空…果てしない宇宙(そら)に…果てしなく雲たちを泳がせて、
自由気ままなのか…星の瞬きを飾らせて、涙を誘うのか…そう問いたくなる」
軒下に春夏秋冬、心置きなく問う
私自身も、その軒下の一郭で、自由気ままに時が過ぎゆく
青空の雲如し…。
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【0007】人愛(にんあい)
人の愛って…淋しい
人の愛って…涙があふれる
人の愛って…切ない
人の愛は、知人に伝わり、知人は、世界の人に伝える
そうして愛をつなげたら、素敵な事だと思う
相手を傷つけてしまう愛も人愛で備わっている
相手を労わる愛も勿論、人愛で備わっている
だから、人は様々
人の愛が地球一体に一つになれば、と思ってしまう。
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【0008】遊戯
遊びは人を楽しませてくれる趣味の一環です
今やゲームも世代別で遠ざかって、肩身の狭い状況
私に教えてくれた喜びは、ゲームという遊戯だ
電子ゲームから大きな機器になり
携帯化して、3Dに立体化した
けれども、ソーシャルゲームに
引き取られてしまいそうになるこの頃のゲーム情勢
私は、淋しく思う
あの新鮮な気持ちと臨場感のあふれる
面持ちを与えてくれるゲーム機器が遠ざかるのが
残念に思う
継がれてほしい…次世代の子供たちにも…
この気持ちを継がれてほしい…
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【0009】ガマン
ガマンをしないといけない場合
どうしても、いられなくなる
どうしても、他を助けてしまう
どうしても、悪口を言ってしまう
どうしても、考えてしまう
それで、落ち込んでしまう
そうは、したくないけど
焦燥感に煽られる
思い根付いてしまった勝手な思い
遣る瀬無さの涙で溜まってしまう
ガマンできずに…
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【0010】海
海は、広いな
広いけど、私には手で全部を包めない
あの人の心の雨にも、包むことができない
近くにいても、ただ、胸が裂けそうになるけど
手で包みたくても、包めない
大切な人の労わりを包むことができない
でも、海のように広い気持ちで支える事ができる
雫が流れても、広い気持ちで支えてあげられる
そのように、日々を過ごしても、絶えない大切な人
どうしてあげられたら、静寂感で…
どうしてあげられたら、安心感で…
笑みを太陽のように表れて下さるのだろう
そう願っても、大切な人は、癒されなかった…
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【0011】蝶
キレイに羽ばたく蝶は、花の蜜をもとめ
ひらひらと小さな羽を使います
ひらひらと飛びゆく蝶は、私の憧れ
けれども、憧れても私は蝶にはなれません
だから、私は私で、長く生きる分
躓くときもあるけど、前向きに顧みずに、前進あるのみです
幼虫から蛹へ孵化して、蛹から蝶に羽化する
そのように、私も新たなる時の
折々に生きていかなくてはならない
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【0012】花
花のさり気なく、生きていく為の漲る生命の力強さ
私にも語りかけていくように、風にも雨にも耐えていく
そのような生命の力強さ
花の種は、祖先を残すためのスベ
花粉も虫たちによって祖先を残すためのスベ
さり気ないその自然のままに生きゆく
私もその咲き誇る花々の華やかな色合いが
私達の創造性を豊かにして
生命のかけがえ無さを教えてもらえる
生命の大切さを教えてもらえる
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【0013】あいてを…
あいてを優しくするなら、自分を愛しなさい
あいてをイタブるなら、自分を厳しくしなさい
あいてを叱るなら、自分を正しい行いをしなさい
あいてを憎むなら、自分を正しく考えなさい
あいてを寂しく思うなら、自分を賢くあいてを癒やしなさい
あいてを面倒みるなら
自分を被害と省みることをしてはならない
あいてを悲しく思うなら
自分をあいてと共に分かち合いなさい
あいてを嫉妬するなら、自分を磨きなさい
あいてを怨むなら、自分の過去に謝りなさい
あいてを好きになるなら
自分を積極的に好きになりなさい
あいてを嫌いになるなら、自分を中心に考えなくてもよい
あいてを見下すのなら、自分を正しく見つめなさい
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【0001】秋の虫の声
蟋蟀の鳴き声が私の心に届く
その鳴き声によって、一斉に、会話をするように
夜の音楽を奏で、秋の訪れ、私に教えてくださる
例えば、病であっても、健康であっても
その鳴き声は、私の心に届く
「がんばれ!」って励ますように
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【0002】風を切る
風を切るように、私は自転車に乗って
坂を精一杯に、ペダルをこいで登る
下り坂をハンドルで握って下り
その時に、自然という風に包まれて
風を切る ありのままに
風を切る 自然のままに
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【0003】橋の上
橋は、道をつなぐ大切な石畳で造られた架け道
橋の向こうは、田舎の段々畑の優しさにそまる道
橋の向こうは、田舎のぶどう栽培のできる一本道
橋の向こうは、緑地公園につながる道
橋の向こうは、ビルの聳え立つ都会に続く道
橋の真下には、魚が泳ぐ川が流れて
先には、海につながっている
不思議にも、橋は、私の子、それまた子に受け継いで
同じ情景を私の時代も写しゆく
素敵な事に、私もその橋を見る
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【0004】長距離走
ピストルの銃声がグラウンド上に響く
一斉に競い合い、微妙な小幅の走りをし始める
一周になる前に息が弾み始める
走る距離で、先へ行く人や背後から一生懸命に走りゆく
まるで、人生のスタートラインからの道のりのようで
私は、いつまでも、後方を保ち
ただ、前に、前進するだけ
ただ、それだけ
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【0005】虹
虹は雨上がりの晴れ間に姿を現す
七色に透明感を見せて
虹の真下を私は行って見たことはない
空のカナタに映されて
どこに始点があって、終点があるのか
私には、わからない
赤は、情熱の色
橙は、穏やかな色
黄は、明るい色
緑は、優しい色
青は、冷静の色
藍は、静寂の色
紫は、上品な色
すべての色がまとまっている
私は、虹の上を歩き渡りたい
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【0006】軒下
軒下に座っていると、涼しい風が冬の到来を目前に吹きゆく
軒下に座っていると、心が親身になって、青空に語りかけてしまいそうになる
「青空…果てしない宇宙(そら)に…果てしなく雲たちを泳がせて、
自由気ままなのか…星の瞬きを飾らせて、涙を誘うのか…そう問いたくなる」
軒下に春夏秋冬、心置きなく問う
私自身も、その軒下の一郭で、自由気ままに時が過ぎゆく
青空の雲如し…。
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【0007】人愛(にんあい)
人の愛って…淋しい
人の愛って…涙があふれる
人の愛って…切ない
人の愛は、知人に伝わり、知人は、世界の人に伝える
そうして愛をつなげたら、素敵な事だと思う
相手を傷つけてしまう愛も人愛で備わっている
相手を労わる愛も勿論、人愛で備わっている
だから、人は様々
人の愛が地球一体に一つになれば、と思ってしまう。
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【0008】遊戯
遊びは人を楽しませてくれる趣味の一環です
今やゲームも世代別で遠ざかって、肩身の狭い状況
私に教えてくれた喜びは、ゲームという遊戯だ
電子ゲームから大きな機器になり
携帯化して、3Dに立体化した
けれども、ソーシャルゲームに
引き取られてしまいそうになるこの頃のゲーム情勢
私は、淋しく思う
あの新鮮な気持ちと臨場感のあふれる
面持ちを与えてくれるゲーム機器が遠ざかるのが
残念に思う
継がれてほしい…次世代の子供たちにも…
この気持ちを継がれてほしい…
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【0009】ガマン
ガマンをしないといけない場合
どうしても、いられなくなる
どうしても、他を助けてしまう
どうしても、悪口を言ってしまう
どうしても、考えてしまう
それで、落ち込んでしまう
そうは、したくないけど
焦燥感に煽られる
思い根付いてしまった勝手な思い
遣る瀬無さの涙で溜まってしまう
ガマンできずに…
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【0010】海
海は、広いな
広いけど、私には手で全部を包めない
あの人の心の雨にも、包むことができない
近くにいても、ただ、胸が裂けそうになるけど
手で包みたくても、包めない
大切な人の労わりを包むことができない
でも、海のように広い気持ちで支える事ができる
雫が流れても、広い気持ちで支えてあげられる
そのように、日々を過ごしても、絶えない大切な人
どうしてあげられたら、静寂感で…
どうしてあげられたら、安心感で…
笑みを太陽のように表れて下さるのだろう
そう願っても、大切な人は、癒されなかった…
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【0011】蝶
キレイに羽ばたく蝶は、花の蜜をもとめ
ひらひらと小さな羽を使います
ひらひらと飛びゆく蝶は、私の憧れ
けれども、憧れても私は蝶にはなれません
だから、私は私で、長く生きる分
躓くときもあるけど、前向きに顧みずに、前進あるのみです
幼虫から蛹へ孵化して、蛹から蝶に羽化する
そのように、私も新たなる時の
折々に生きていかなくてはならない
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【0012】花
花のさり気なく、生きていく為の漲る生命の力強さ
私にも語りかけていくように、風にも雨にも耐えていく
そのような生命の力強さ
花の種は、祖先を残すためのスベ
花粉も虫たちによって祖先を残すためのスベ
さり気ないその自然のままに生きゆく
私もその咲き誇る花々の華やかな色合いが
私達の創造性を豊かにして
生命のかけがえ無さを教えてもらえる
生命の大切さを教えてもらえる
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【0013】あいてを…
あいてを優しくするなら、自分を愛しなさい
あいてをイタブるなら、自分を厳しくしなさい
あいてを叱るなら、自分を正しい行いをしなさい
あいてを憎むなら、自分を正しく考えなさい
あいてを寂しく思うなら、自分を賢くあいてを癒やしなさい
あいてを面倒みるなら
自分を被害と省みることをしてはならない
あいてを悲しく思うなら
自分をあいてと共に分かち合いなさい
あいてを嫉妬するなら、自分を磨きなさい
あいてを怨むなら、自分の過去に謝りなさい
あいてを好きになるなら
自分を積極的に好きになりなさい
あいてを嫌いになるなら、自分を中心に考えなくてもよい
あいてを見下すのなら、自分を正しく見つめなさい