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日記③

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2021.1.7

2度目の緊急事態宣言発令。新年明けたというのに未だ雲行きは怪しいまま。
2度目の発令は、営業終了の前倒しで、単に国民任せなだけな気がする。
そんな最中、私は毎日転職アプリのスカウトを眺めては辟易する日々を過ごしている。自分の無能さに。求人を見ても気持ちは落ち込むばかりだ。
ならば見なければ良い話で、もっと言えば就職を諦め障害年金と最悪生活保護で暮らせばいい。
まあきっと、そんな事になるなら自死を選ぶだろうけど。こんな事を書いていると、自分の根性の無さが詳らかになる。成し遂げる人というのは、絶望的状況でも諦めない人だと考えるからだ。思考を巡らせれば巡らせるほど、盲目的になってしまうから厄介だ。私は極端すぎる。死にたい、人との関わりを全て断ち切りたい、全てを投げ捨てて遠くへ消えたい(詰まりは死にたいに戻るのだが)。現実逃避ばかりしてしまう。昔母に言われた言葉が思い出される。「死にたいと口にするやつは構って欲しいだけで死なないんだから、恥ずかしいことを口にするな」
苦しい、助けて。が母に言えなかったから、スクールカウンセラーの人に相談したのが漏れた時の事だった。これを書いている私も、兄弟や母の言う「被害自慢者」なのだろう。いつだって私は被害自慢者だ。生きている価値があろうか。
どうして、私は自分を偽っているのだろう。
ああ、話が逸れている。転職の話だった。
話を戻したところで延々とループする。自殺の成功率は著しく低い。人間は脆くは無いのだ。意外と頑丈で生命力に満ち満ちている。私の場合、脳が損傷しているから、階段や高いところから頭から落ちれば、行けなくは無いかもしれない。

生きているのは、
作品名:日記③ 作家名:sor