続・くらしの中で
意欲 その一
現実の生活においてもバーチャルでも意欲があるときは何事も能動的に前向きにこなしていく。友人にもこちらから呼びかけ、手を差し伸べたり、また少々苦手なことでも我慢をすることもできる。
繫がりが快かったということだ。
私はこれまで色々な趣味の会や生活勉強会に所属していたが、当時は楽しんで出かけ知識を吸収することに喜びを感じていた。
今はちがう。
人との心温まる触れ合いを求めてはいるものの、こちらから声をかける気が失せている。一人でパソコンに何かを書いているぐらいが丁度良いのである。
そういう状態の時はいくら親切に誘導してもらっても疎ましい。嫌な人とは無理をして交流したくない気分。いわば、本能を丸だしとまでは行かないが、体裁を繕うことが疎ましいのである。
そういう心境の者にはちょっかいを出さない方が良いのだ。いくら親切にしてもらってもうれしくもないしむしろ迷惑なのだ。