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続・くらしの中で

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男の子女の子 その一



最近自粛しているせいか、独り暮らしなのでテレビをよく観るようになった。
テレビに出る年代もひところより一段若い年代の俳優やタレントが多く、しかもみんな美系だ。

相当前に撮影したドラマが放映されることが多いが、最近撮ったと思えるドラマでは若い女性が甲高い声で高飛車に相手役の男に物を言っているのが多いので、以前の貞淑な妻のドラマとのギャップがあるのを感じる。

男性が女性に対して優位だったころとは全く変わってしまった感がある。

テレビでもリアルでもよその男の子をみると、男の子は良いなあと思うがもし自分の子供が息子だったらどうなんだろうと考えてしまう。冷たい息子なら辛いだろうし、優しい子でも嫁をもらうと自分だけの子供から嫁のものに変わったら寂しいだろうなとも思う。

よそのお嬢さんのことは知らないが、うちの娘は二人とも優しいとは言えない。
冷たくはないが、自分に似ているのだろうと思えば仕方ないのだが。

娘の一人はよくメールしてきて何もかも話をするので疲れるほどだけど、息子だったらこれほど母親と話すことはないかもしれない。男の子は偉くなったら世間体にはその母親も誇らしいだろうが、実際は嫁が支配してるだろうから母親との距離はそう近くはないだろう。


作品名:続・くらしの中で 作家名:笹峰霧子