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犬猫ひつじ玉ねぎ

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「ちょと いたーい。手を使えよ!」

「無理だワン。手先は不器用なのです」

「じゃあ、いいよ! 自分で剥ぎますよ!」
逆切れしました。
タマネギはキレ気味になるものの、一度した約束は果たす精神なので投げ出さない。
コロコロと3キロ程あぜ道を転がり丸裸になりました。

そして犬はその隙に逃げ出しました。





~翌日、犬小屋にて~

タマネギは犬の住む家へとやってきました。
挨拶もなしに逃げられた事に対して腹が立っていた。
とにかくご立腹です。
裸のまま犬の前に仁王立ちしています。


「く…くさいよ~(;´Д)」
犬は鎖で繋がっているので万事休す。

「さあ、我を抱きしめてみろ!」

「い、いやだーーー!(/Д`)

「猫さんに好かれたかったら、猫さんと常に一緒に居る私に免疫が無いと駄目だろう。

「ぐ・・・」

「さあ、さあ!」
嫌がる犬に駆け寄るタマネギ

「目が痛いよ。喉が辛いよ~(p>□<q*)

「じきに成れる。」

2人は硬く抱きしめあい?ながら、しばし時を過ごした。

おわり









~オマケ2~

猫は恋の溜息をしていた。

「は~~~・・・。羊の毛っていいな。フサフサしてあったかそうで・・・」
猫はスキを見て羊を襲いました。

「い、いやーー! やめてーー!」
猫のツメが羊に刺さる。

「嗚呼~きもち~~~にゃ♪」
あまりのエクスタシーを感じた猫は羊の苦痛に気づかない。

「痛いよーーー!(泣

このままでは羊が大変な事になる。
と、その時、

「猫さん!??」
犬がさっそうと登場し、羊に絡む猫の淫らな姿を見た犬は欲情して猫へ飛び込んだ!
猫が犬に襲われている隙に羊さんは逃げていきましたとさ。めでたし~

作品名:犬猫ひつじ玉ねぎ 作家名:西中