小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

引き篭りニートの親、VRゲームにハマる

INDEX|13ページ/57ページ|

次のページ前のページ
 

世界にはゴースト以外にも目に見えない物が沢山あって

その見えない物の存在がゴーストになってから気配で分かるようになる。

空に浮かぶダンジョンはもう一つあり、そのダンジョンは人は見る事ができない。ゴーストいわく、そのダンジョンの中には変わった機械が沢山あり、それを扱う人間の心を見たそう。その人間達の心は


「この世界は死んだ人間の魂が集まる」「その魂を加工して作ったのが魔法であり、アイテムであり、動植物であり、モンスターであり、その他全てなんだ」

「魂の材料としては、人間の魂が一番純度が高くて扱いやすい。もっと沢山魂があればいい。なるべく沢山、人が死ねばいい」

「そうなれば、ここはもっとユートピアになる」

「この機械を使うと、現実世界の肉体と意識が完全に切り離される。だからこうして、わたし達は永遠に無限に生きられる」

「このことを知っている人間は1000人もいない」

「全ての地球人の命は我々が有効活用させてもらう。さもなくば地球人は皆死ぬはハメになる」

「地球人は今も昔もこの先の未来も、永遠に我々の家畜なのだ」

「大切な家畜なのだから、絶滅させないように気を付けなければ」




 清一と仲間たちは知った。本当の敵は政府ではなく、宇宙人だったのだということを。

【黒幕を倒さなければ意味がない、】

それに気付いた清一とその仲間達


「「「あそこに乗りんでぶっ殺すしかない!」」」


【空浮かぶ見えないダンジョンを管理している者達を倒す】
清一とメンバーはその意見で一致した。

元ヤクザな仲間は言った

「俺は今まで全てを他人のせいにいていきてた。悪党みたいな生き方してたが、奴らは極悪だ。必ず殺す」


ニートな仲間は言った

「あいつらこそ、家畜にしないといけない!」


小学生の仲間は言った。

「あいつらを殺さない限り、受験勉強に身が入らないよ!」


僧侶な仲間は言った。

「わたし達が信じてきた宗教も奴らが人間に植え付けたも。、まさか家畜として量産するためのものだったとは!

絶対に許さん!」


余命が少ない仲間は言った。「私は失うものなんて何も無いから、何だってやれますよ!」


実年齢80お婆ちゃんは満面の笑みで言った。

「奴らの機械を使えば不老不死になれる! あれは絶対に欲しい!」



さて、ここからが重要なテーマ。いかにして闘うか、である。

黒幕なんだし魔法のマントみたいなチートアイテムは奴らも持ってて当たり前。むしろそれ以上の武器を持っている筈。

かといって奴らに対抗できる武器があるとは思えず、なら奴らから奪うしかなくなる


しかし、そう簡単にいくだろうか?

乗り込んで、コッソリ、奴らの武器を奪わないといけない。


そんなことができるのは、奴らのアジトに入れたゴーストくらいのものだ。

ゴーストといえば清一もそうである


清一はゴーストからスキルを学んでいた。幻覚を見せる技だ。

教えてくれた技はモンスターの幻を見せ、驚かせてる間に敵を攻撃をする、というもの。

創造力イメージが大切で、清一は宇宙人の幻を生み出して、奴らの輪の中に入り込みたい。


もっと騙すには喋らないといけないが、宇宙人はテレパシーを使うそうで、予めテレパシーの魔法をかけてもらう。


透明になれる魔法と透明になれる防具もあるから、宇宙人のアイテムを盗んだら、それ使って皆で攻め込む、そういう戦略だった


そして一度侵入に成功した本場仕込みのゴーストにも協力を得て侵入を試みた…






見えないダンジョンに侵入成功中。


直後、気配を四方八方に感じる


進む方向に、ただならぬ気配を感じるので、避けながら進める道を探す


(・3・)アルェー?変だなこの前きた時とちがうぞ?


ゴーストいわく、前来たときは危なそうな気配を避けて宇宙人達のいる部屋に辿りたいたそうで、今はどこも危なそうな気配だらけで、そこを避けては進めないのだそう。


コワイコワイ(∩´﹏`∩)


帰りたがってるゴースト。どうすればいいのか、黒幕の厳重なセキュリティをどうやって突破すればいいのか


その時

テレパシーでの通信が入る。この感じは


「私です。システム管理者の竹内です。この世界での清一さんの行動を監視してましたので、大体の状況は把握しています。少しだけアドバイスを申し上げるなら、黒幕をつつくのは、断念した方が宜しいかと」


『どうして?』



「魔法工学を使って高度なセキュリティを実現している要塞です。過去、ゴーストの侵入を許したせいで、ゴーストに対する対策が行われたと思います。また私の上司が私を監視していて、行動が筒抜けでした。怖い人がやってきて、私脅されてます。黒幕に手を出して、もし地球人の仕業だと思われれば、政治的にも厄介な問題に発展しかねないそうです。また清一さん身柄は既に確保済みで、清十郎かん含めて殺害の準備が出来ているとのことです。上司は言っています。『ここまでやれた功績は評価するが、あくまで、これは地球全体の問題であり、引かないなら父親もろとも殺す! 』とのことです」







「いや、もう遅いでした。このテレパシー通信が全て盗聴されてたみたいで宇宙人に全部ばれてしまいました。ごめんなさい。直ぐにこの件に関わった者達を殺すように命令が来ています。あ、もう既にダメっぽいかもです!」






ゴースト清一は形を変え、魂のみの存在になった。宇宙人達のハイテク技術にてあっという間にゴーストとしての清一は死に、魂体となった。清一だけではない。仲間たちも清十郎も死んで魂だけになった。


動くことできずに、その場を漂っている清一。



敵のアジトまで案内したゴーストは、すぐさま清一の魂を食べで走って逃げた。


清一の魂を食べたゴーストはダンジョンに戻った。

ゴーストは隠し部屋に隠していた魔法のマントを羽織ると、宇宙に飛び出し、とある惑星にたどり着いた。


ゴーストは何者かに操られていたようで。

魂を吐き出すと、その魂が機械の中で発酵し、清一の身体が復元された。


清一は訳がわからなかったが、テレパシーを受けて直ぐに答えがわかった。

ゴーストを操っていたのは、黒幕と敵対する別の宇宙人であり、その宇宙人は平和主義的で清一は助けられた。

清一を助けたら、敵対する宇宙人に対して、挑発ができるから、その道具として、清一は生かされた
そういう訳なので、殺された父親や仲間たちも生かされ、死んだ肉体を復元された。

この宇宙恩人ともいえる異星人は、黒幕に対して近い内に戦争を仕掛けるつもりで、その戦争に清一たちも参加する様に強要してきた。


『戦力になりそうに無いのでやめときます』


拒む権利は無かった。家畜として扱われた可哀想な人間の復讐劇、というテーマ性がないと、銀河連邦と世論が納得しない。形式的にも戦争しないと、元あった肉体(死体)に戻され、ゾンビとして復活させて人間を襲うことも可能なんだと、遠まわしに脅してきた。

清一、清十郎はやむおえず戦争にかつがれた。







せつない話になったところでログアウトして現実世界に戻された清十郎。