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亨利(ヘンリー)
亨利(ヘンリー)
novelistID. 60014
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神ってる(Aino SPINOFF)

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其の④ 日向水



 愛音がメダカを飼いたいって言うから、うちの池から、ペットボトルに10匹ほど入れて渡した。
バケツに一晩、水道水を溜めてカルキ抜きさせた。
更に水の温度合わせのために、ペットボトルごとバケツに浸けて、
「双方の水の温度が同じになったら、もう大丈夫だよ」と言っておいたんだが。
翌日、そのバケツにペットボトルを入れたら、メダカの色が変わって、全部浮かんで来たそうだ。
そのバケツ水、真夏の日光で熱湯になってしまってたらしい。
「お湯になってたらダメに決まってるでしょ!」
「温度合せしたら大丈夫って言ってたじゃん」