神ってる(Aino SPINOFF)
★其④ 日向水(ひなたみず)
愛音がメダカを飼いたいって言うもんだから、うちのビオトープからペットボトルに10匹ほど入れて渡した日のこと。
エサも小さい容器に入れて、オマケで付けてあげた。
愛音には前準備として、バケツに一晩、水道水を溜めてカルキ抜きをさせておいた。
更に水の温度合わせのために、ペットボトルごとバケツに浸けて、
「双方の水の温度が同じになったら、もう大丈夫だよ」と言っておいたんだが。
そのバケツにペットボトルを入れたら、メダカが全部浮かんできてしまったそうだ。
「シラスみたいになってる!」
そのバケツの水、真夏の日光で熱湯になってたらしい。
「お湯になってたらダメに決まってるでしょ!」
「でも温度合せたら大丈夫って言ってたじゃん」
「それぐらいダメだって分るだろ」
「でもがんばったんよ。エサあげたら元気になるかもって・・・」
「それにやったんか?」
作品名:神ってる(Aino SPINOFF) 作家名:亨利(ヘンリー)



