北へふたり旅 51話~55話
北へふたり旅(51) 北へ行こう⑦
6月だというのに、猛暑がやってきた。
体験したことのない暑さが、連日続く。
夜になっても気温が25℃から下がらない。
暑さが増す中、茄子の収穫がピークをむかえる。
朝6時。大型のビニールハウス内部は、30℃をかるく越えている。
時間とともに、さらに気温が上昇していく。
収穫開始から2時間。気がつけばハウスの温度は40℃をこえている。
流れた汗が長そでのシャツを、ぐっしょり濡らす。
しかし。いくら暑くても、素肌を露出することはできない。
茄子は実だけでなく花や葉にもトゲが有る。
とくにヘタの部分は要注意。刺さりやすい、するどいトゲがはえている。
ナスの原産地はインドの東部。
厳しい環境を生き抜くためバラのようなトゲで武装して、大事な実を
鳥などから守っていた。
その名残が、葉っぱの裏や実のヘタの部分に残っている。
(暑いな・・・熱中症になったらたいへんだ)
汗がとまらない。
あわてて水筒の水を口にふくむ。
6月だというのに、猛暑がやってきた。
体験したことのない暑さが、連日続く。
夜になっても気温が25℃から下がらない。
暑さが増す中、茄子の収穫がピークをむかえる。
朝6時。大型のビニールハウス内部は、30℃をかるく越えている。
時間とともに、さらに気温が上昇していく。
収穫開始から2時間。気がつけばハウスの温度は40℃をこえている。
流れた汗が長そでのシャツを、ぐっしょり濡らす。
しかし。いくら暑くても、素肌を露出することはできない。
茄子は実だけでなく花や葉にもトゲが有る。
とくにヘタの部分は要注意。刺さりやすい、するどいトゲがはえている。
ナスの原産地はインドの東部。
厳しい環境を生き抜くためバラのようなトゲで武装して、大事な実を
鳥などから守っていた。
その名残が、葉っぱの裏や実のヘタの部分に残っている。
(暑いな・・・熱中症になったらたいへんだ)
汗がとまらない。
あわてて水筒の水を口にふくむ。
作品名:北へふたり旅 51話~55話 作家名:落合順平