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覚えがあるなら

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「おーはーよー」

 いつもの待ち合わせ場所。

 明夏さんが、ご機嫌で現れます。

 一瞬の躊躇の後、景冬君は口を開きました。

「おい、明夏」

「なーに?」

「髪に、寝癖が付いてる」

「な、何で もっと早く教えてくれないのよ!」

 間髪入れずに、景冬君の背中を叩く明夏さん。

「あ。」 

「めーいーかー」

「ご、ごめん。。。」

「だから、その癖はやめろって言ってるだろ!」
作品名:覚えがあるなら 作家名:紀之介