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亨利(ヘンリー)
亨利(ヘンリー)
novelistID. 60014
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このコーヒーを飲み終えたら

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 その晩、帰宅した達也は、息子・隆志に
「ニット帽どうした?」
「うん。部屋」
「彼女なのか」
「ううん」
「そうか・・・」
「・・・お母さん本城さんのこと知ってるのか?」
「・・・うん」
(またカラ返事か)「よく思ってないのか?」
「さあ」
「どうして?」
「いろいろ」
「詳しく知りたいな」
「大丈夫だし」
(大丈夫ってどんな意味で使ってるんだ?)「そう言うな」
「知らない」
「そうか・・・」(思春期の男の子はこんなもんか)
達也は詮索を諦めた。