日常的侵蝕風景:02
横断する者がいても、それがY'GOLONACだとは気がつかないであろう。
しかし、彼の名を口にしたり、書き物の中にある
彼の名を読んだりすれば、彼はやってくる。
礼拝されるために、あるいは食うためにやってくる。
自分が食う相手の姿と魂を乗っ取るのである……』
なんだこれは?小説か?こんな小説を持ってたか?
……いや違う、これは拾ってきた本のページだ!
この暗い闇の中で、さっき全く読めなかった文章は
「直感的に」頭の中へと詳細に流れ込んでくる。
『…書き物の中にある邪悪な事柄を読んだり、
心の中で彼らの姿を求めたりする者がいれば、
邪悪を呼び起こすことになる。Y'GOLONACが再び人間どもの間を
歩き回ることになる。歩き回りつつ、彼はあの日を待つのである。
地球から人間が一掃され……』
ページの切れ端はそこまでで終わっていた。
オレの身体はがくがくと震えている。
……そのとき、空に雲がかかったのか、床に落ちるオレの影が
少し動いたような気がした。
それとともに、どこからか「声」が聞こえ始める。
「…CTHULHUが海藻の中の墓場からふたたび立ち上がる日を、
GLAAKIがクリスタル製の落し戸を押し開ける日を、
EIHORTの子が日の光の中へと生まれ出る日を……」
声はひどく芝居がかったような強い抑揚をつけながら、
ボリュームをあげていく。
「だ、だ、だ…誰……だ……」
オレの声はひどく震えてかすれていた。
声を出すのも身動きも絶対に許さない、そんな「圧力」とともに、
声は大音響になって部屋中に響き渡る。
「…SHUB-NIGGURATHが月のレンズを砕くために進み出る日を、
BYATISがその牢獄から飛び出てくる日を、
DAOLOTHが幻影を引きちぎり、
その陰に隠されていた現実をあらわにする日を、
我 は
待つのだ!
ようこそ、 堕 落 者 !」
最後の一言とともに、床の影がもごもごと動く。
部屋中のすべての影がオレの影に重なるように
動き、集まり、ねじれ、肥大し、
あの時見た頭のない巨人の形になって
こちらに両の手のひらをゆっくりと向ける。
その手のひらいっぱいの涎を垂らす大きな口が牙を剥いて
オレの目の前に
迫り
オレの咽喉は自然にあの単語を
正しく
ひねり出
「-----------Y'GOLONAC!!!」
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悪意をもって悪を行うものは
つねに善意・正義・真実を掲げている。
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『45 名前:名無しです 投稿日:****/**/**(日) 07:41:58 ID:vvcRn78v0
灰皿で両親殺害ニートの顔写真だよ
ttp://www.hogehogeloder.com/1234568/981265.jpg』
『47 名前:名無しです 投稿日:****/**/**(日) 07:44:12 ID:hUHijTY8
>>45
卒アルktkr!!』
『48 名前:名無しです 投稿日:****/**/**(日) 07:45:03 ID:xOXHiYg
>>45
ブサキモヲタだなwww
首から上なくなってるらしいが見つからないほうがよくね?』
『50 名前:名無しです 投稿日:****/**/**(日) 07:47:11 ID:19fQYguI
>>48
ニートで親に合わせる顔がないとよ』
『53 名前:名無しです 投稿日:****/**/**(日) 07:49:58 ID:nCytr8xE
>>50
まさに面目ないwww』
『53 名前:名無しです 投稿日:****/**/**(日) 07:52:10 ID:xOXHiYg
>>50 >>53
だれうまwwwwww』
作品名:日常的侵蝕風景:02 作家名:SAGARA