小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

オヤジ達の白球 76話~80話

INDEX|1ページ/15ページ|

次のページ
 
オヤジ達の白球(76)2つの解体班

 朝8時。
つぶれた慎吾のビニールハウスの前に部員全員が集まっている。
その中に県職の柊の姿がある。

 「なんだぁ?。この場に俺が居たのじゃまずいか。
 不満そうだな、その顔は」
 
 「不満はないさ。ただ驚いているだけだ。
 孤立した集落の救助作業で忙しいと聞いていたから、今回はてっきり
 不参加だとばかり思っていた」

 「救助活動は続いているさ。自衛隊や消防の連中が必死に頑張っている。
 俺もついさっき、孤立の現場からここへ着いたところだ」

 「孤立した集落の救済だって?。
 確かお前さんは、立ち往生の車の救済へ飛んでいったはずだが・・・」