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椿じゅん
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スーパーソウルズ
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着信音が鳴った。
ユアトはスマホを手にとった。
”椿谷裕司”というタイトルのメッセージだった。
タイトルをタップすると、男子高校生が驚いた顔をしている画像が開いた。
画像の下へ画面をスクロールする。
”福山市戸野駅前カメラ”というキャプションがあった。
ユアトはスマホをポケットにしまうと、あらかじめ呼んでおいたリムジンタクシーに乗りこんだ。
タクシーの運転手に行先を告げた。
「広島まで。大急ぎで」
作品名:
スーパーソウルズ
作家名:
椿じゅん