L K 3 「フェニックス」
「え? ケニー? ケニーが無事なの?」
側にいたニールが驚いた顔で、
「知り合いなのか?」
「上司です」
「これはすごい偶然だな。君が協力してくれれば心強い」
「ええ? 私なんかそれほどでも」
また謙遜してみたけど、顔がにやけてしまった。
「いや、さっきの身のこなしなんか、只者じゃなかった。その鍛え上げられた肉体。どこかで戦闘訓練でも受けていたのか?」
「え? いいえ、これは自己流で・・・」
「顔も迷彩柄にカムフラージュしてるじゃないか」
「・・・・・これは、お化粧です(泣)」
作品名:L K 3 「フェニックス」 作家名:亨利(ヘンリー)