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わたなべめぐみ
わたなべめぐみ
novelistID. 54639
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謝恩会(後編)~その手に花束を~

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 みなさん、こんばんは!
 高村要のラウンド・ミッドナイトです!
 作者ワタナベによる無茶ぶりを88さんが打ち返してくれたことで実現しましたー!

 ……ってテンション高すぎるのでちょっと落ち着きます。この番組はヴォーカル&ギター高村要の独断で曲やら人やら紹介させていただきます〜。
てなとこで早速僕のデビュー曲『交差点』の弾き語りを……ってまだ早いって? そんなこと言わないでね〜。

 記念すべき第一回目のゲストは〜……ジャカジャン!
 
 神戸で人気を博したバンド、元ギミックの倉泉陽人くんと宮浦基彦くんです!
 さあ、はりきってどうぞ〜!



倉泉「こんばんは、Greg Kuraizumiです」

MM「こんばんは、MM(宮浦基彦)です」

要 「Greg Kuraizumiという名前はどこからきたの?」

倉泉「アメリカ生まれなので英語名です、倉泉陽人は日本名で、どっちも本当の名前ですよ」

要 「神戸ではそれぞれキャリア長いようだけど、二人はどういう関係?」

倉泉「同じバンドで活動してました」

MM「高校の時に」

要 「バンド名は?」

MM「ギミックです。僕がギターで、倉泉はドラムでした」

倉泉「あと、ベースの郁さん入れて3人でやってました」

要 「へえ、そうなんだ。倉泉君はドラムだったんだ。で、もう一人の郁さんって人は?」

倉泉「今は高校で英語の先生してます。しかも、妹のクラス担任なんですよ」

要 「それは面白い。世間って狭いんだね」

MM「ほんとびっくりです。俺、関係ないですけどね」

要「それでさあMM」

MM「なんですかいな、要さん。いきなり呼び捨てですかい!(ツッコミの音)」

要「俺とお前の仲じゃん。堅苦しいのはやめやめ〜。君も陽人くんって呼んでいい? っていうか、MMって活動名だよね。陽人くんはMMのことなんて呼んでるの?」

倉泉「えっと……高校のときからずっと『宮浦』ですね」

要「あ、そっか。二人は高校の同級生だっけ。えーと、ベースの千賀郁也さんは、先輩だったっけ?」

MM「そうですよ。普段は物静かだけど、怒ると静かに怖いお人です。倉泉も怒ってるときはまあまあ怖いんやけど……」

倉泉「なんか言うたか?」

MM「何も言うてへんよ!(動揺中)てかなんで郁さんだけ『さん』づけするんですか、要さん!」

要「おまえだって『さん』づけじゃん。高校の先生やってる人なんだろ? 大学留年しまくってるMMみたいに呼び捨てなんてできません〜」

MM「ひどい!(泣きまね)」