謝恩会(後編)~その手に花束を~
みなさん、こんばんは!
高村要のラウンド・ミッドナイトです!
作者ワタナベによる無茶ぶりを88さんが打ち返してくれたことで実現しましたー!
……ってテンション高すぎるのでちょっと落ち着きます。この番組はヴォーカル&ギター高村要の独断で曲やら人やら紹介させていただきます〜。
てなとこで早速僕のデビュー曲『交差点』の弾き語りを……ってまだ早いって? そんなこと言わないでね〜。
記念すべき第一回目のゲストは〜……ジャカジャン!
神戸で人気を博したバンド、元ギミックの倉泉陽人くんと宮浦基彦くんです!
さあ、はりきってどうぞ〜!
倉泉「こんばんは、Greg Kuraizumiです」
MM「こんばんは、MM(宮浦基彦)です」
要 「Greg Kuraizumiという名前はどこからきたの?」
倉泉「アメリカ生まれなので英語名です、倉泉陽人は日本名で、どっちも本当の名前ですよ」
要 「神戸ではそれぞれキャリア長いようだけど、二人はどういう関係?」
倉泉「同じバンドで活動してました」
MM「高校の時に」
要 「バンド名は?」
MM「ギミックです。僕がギターで、倉泉はドラムでした」
倉泉「あと、ベースの郁さん入れて3人でやってました」
要 「へえ、そうなんだ。倉泉君はドラムだったんだ。で、もう一人の郁さんって人は?」
倉泉「今は高校で英語の先生してます。しかも、妹のクラス担任なんですよ」
要 「それは面白い。世間って狭いんだね」
MM「ほんとびっくりです。俺、関係ないですけどね」
要「それでさあMM」
MM「なんですかいな、要さん。いきなり呼び捨てですかい!(ツッコミの音)」
要「俺とお前の仲じゃん。堅苦しいのはやめやめ〜。君も陽人くんって呼んでいい? っていうか、MMって活動名だよね。陽人くんはMMのことなんて呼んでるの?」
倉泉「えっと……高校のときからずっと『宮浦』ですね」
要「あ、そっか。二人は高校の同級生だっけ。えーと、ベースの千賀郁也さんは、先輩だったっけ?」
MM「そうですよ。普段は物静かだけど、怒ると静かに怖いお人です。倉泉も怒ってるときはまあまあ怖いんやけど……」
倉泉「なんか言うたか?」
MM「何も言うてへんよ!(動揺中)てかなんで郁さんだけ『さん』づけするんですか、要さん!」
要「おまえだって『さん』づけじゃん。高校の先生やってる人なんだろ? 大学留年しまくってるMMみたいに呼び捨てなんてできません〜」
MM「ひどい!(泣きまね)」
作品名:謝恩会(後編)~その手に花束を~ 作家名:わたなべめぐみ